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未経験からフリーランスエンジニアを目指すための5つのステップ

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「未経験からエンジニアになって、ゆくゆくはフリーランスも見据えていきたい!」

エンジニアになりたい人には、こういった考えを持つ人もいるのではないでしょうか。

実際、フリーランスになりたての人や営業力のない人に案件を紹介するエージェントなどが増えてきただけでなく、「月収70万以上」といったキャッチコピーが太々と宣伝されていて、フリーランスになりたい人が増加傾向にあるようです。

今回は、未経験の状態からフリーランスになるまでのステップを解説していきたいと思います。

Contents

フリーランスエンジニアを目指すべき理由とは?

会社に雇われて働くより高収入が目指せる

会社の構造上、売上が発生したら利益を残して(労働者側からするとピンハネですが…)、給料が支払われる構造になってします。

IT業界によく見られる多重構造だと、

一時請け100万->二次請け70万(3割マージン)→三次請け49万(3割マージン)→自分34.3万

ここから所得税や厚生年金を天引きされて29万くらいでしょうか。

一次請けが100万払っているのに、エンジニアは29万しかもらっていないんです。100万の仕事をしろと言われても無理ですよね。

フリーランスだと、(エージェントを介さない場合)

一次請け100万→自分

になるので、一次請けの支払いを増大させずに自分の売上を増やすことができました。

もちろんここから税金や経費を使うので、100万全部が手取りにならないことには注意してください。

このように、フリーランスは構造上「稼げる」仕組みになっているんですよね。

リモートワークなど柔軟な働き方を取りやすい

フリーランスになれば、働く時間や自分の給料は自分で決めることができます。

もちろん常駐するという働き方を選べば時間に成約を課されてしまいますが、自分の力で常駐しない働き方を選ぶのもいいですよね。

例えば、結婚して子供が生まれたから在宅で仕事をしたい、という状況であれば、そういう業務委託契約にしてしまえばよいのです。

もちろん、リスク承知で週7稼働でとにかくお金を稼ぐ!のようなやり方も可能です。

選択権は常に自分にあるので、その場その場の状況にあわせて理想的な働き方を選ぶことができます。

「働き方改革」の名の下、正社員もこういった働き方を目指す動きがありますが、そもそも労働基準法が働き方改革に対応しておらず、法改正含め正社員がきちんとメリットを享受できるようにはあと数年かかるでしょう。

ゼロからフリーランスエンジニアを目指すキャリアステップ

1.オンライン上にある無料教材でプログラミングを触ってみる

プログラミングを学ぶハードルはどんどん下がってきています。

今は完全無料で、Webの実行環境から実行する(ローカルPCに開発環境を構築する必要もない!)こともできるようになっています。

無料でプログラミングを学べるサービスとしては動画中心のドットインストール、スライド講義+実践のProgate,オンライン実行環境としてもPaiza.IOなどがあります。

RubyやPythonであれば、ライブラリのドキュメントもインターネット上にあるので、まずはこれらを駆使してプログラミングの楽しさを実感しましょう!

2.プログラミングスクールで実践的な開発を学ぶ

Progateやドットインストールが大体できるようになったら、プログラミングスクールで実践的なWeb開発を学びましょう。

とはいえプログラミングスクールもたくさんあり、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

Ruby on Railsで実践的な開発を学びたいのであれば、やや教材のレベルが高いですが就職サポート付きのポテパンキャンプがおすすめです。

僕らは、生徒の満足にコミットするのではなく、転職した会社の開発チームの満足にコミットしているので、コードのレビューはかなり厳しくしているんですね。

 課題の出し方も、たとえば架空の社長からの要望として「今のWebサイトにEC機能をつけたい」というお題を出します。それに対して、ディレクターが「商品ページが欲しい」「ページにはこういう要素を入れたい」といったざっくりした要望をまとめて、生徒たちに実装してもらう。これ、実際の現場でよくある光景ですよね。
  細かい設計書通りに開発するタイプの現場は想定しておらず、あくまで自社サービスを持つ会社の開発現場を想定しています。(エンジニア採用の救世主、現る!未経験なのに即戦力の理由)

就職サポート付きのプログラミングスクールであれば、次のステップ「3.職業エンジニアとして実務経験を積む」までスムーズにいけます。

幸い、教室型のプログラミングスクールはほとんどの場合就職サポートがついています。

一方、オンライン・スクールなどでは就職サポートがついていないので、ポートフォリオや自分で作ったWebサービスを持って就職活動をすることになると思います。

ちなみに、地方にいる人はこのタイミングで上京したほうが絶対にいいです。

仕事の数、エンジニアコミュニティの数、スクールの数、ひっくるめて「チャンスの数」が地方とは格が違います。

将来的に地方へ戻りたい方は、5.「自分の名前で仕事が取れるようになる」状態になってから戻ると仕事を切らさず戻れるかもしれません。

3.職業エンジニアとして実務経験を積む

めでたく職業エンジニアとして就職できても、それは道半ばであってゴールではありません。

自らの市場価値を積むべく、これまで以上の知識の研鑽を怠らず、システム開発の実務にコミットしていきましょう。

将来フリーランスを目指すのであれば、人脈作りも大切です。

まずは現場の信頼を得られるように努力しましょう。

コミュニティに入り、何らかの貢献をすることも忘れずに。

恥ずかしがらず勉強会などで登壇して実際に喋ってみましょう。

勉強会は登壇する人が一番勉強できる場です。

ただの「実務経験n年です」を超える強みを、ここで身につけましょう。

また、この段階から副業をはじめ、独立に備えておくのもオススメです。

4.フリーランスエージェントに登録して仕事をこなして実績を積み上げる

さて、自分の実力がついてきたと思ったらいよいよフリーランスに挑戦してみましょう。

とはいえ、「仕事を取る」というフェーズは技術ではなく営業力が求められるので、最初のうちはフリーランスエージェントを使うのがオススメです。

マージンこそ取られますが契約書のやりとりなど様々な雑務もエージェント側がこなしてくれます。

うまく使いこなしましょう。

首尾よく契約ができれば、今まで培ってきたあなたの実力で顧客の課題を解決していきましょう。

エージェントを使う形だと「最初からリモートワーク」のような条件は少なく、まずは常駐から入るケースが多いようです。

なお、フリーランスは個人事業主ですので、開業手続きや帳簿をつけるなどの作業があります。

これらは自分でやるか専門家に外注してしまうかが良いのですが、とりあえず

これらの本を読んで概要だけでも頭に入れておくと良いと思います。

最初は尻込みしてしまう人が多いですが、いざやってみるとそれほど難易度は高くありません。

5.自分の名前で仕事が取れるようになる

やはり最後は自分の名前で仕事を取れるようになりたいですよね。

エージェントを使わなくても仕事の話が舞い込むようになるのが理想の状態です。

この状態にするには技術を鍛え上げるだけでなく、マーケティング・ブランディングを理解し実践する必要がありますが、完全仲介なし+セルフブランド効果で月150万以上を稼ぐことも可能です。

リモートや技術顧問といった条件も通りやすいと思うので、仲介されてそこそこ高給が取れてる4の状態に満足せずに、この段階を目指していきましょう。

要点まとめ
  • 無料教材でプログラミングの楽しみを得る
  • プログラミングスクールで実践レベルのスキルを身につける
  • IT企業に就職し実務経験を積む
  • フリーランスエージェントに登録してフリーランスとしての仕事を紹介してもらう
  • 最後は自分の名前で仕事を取ろう