「今勉強しているプログラミング言語の最新情報を知りたい」
「最近勉強のモチベーションが下がっているから、他の人の発表を聞いてモチベーションを維持しようかな」
「自分ではわからないところがあるので、いいハンズオン勉強会はないかな」
こういった理由から、IT関連の勉強会やイベントを探している人は多いのではないでしょうか。
IT関連の技術はとにかく急速に進化していて、常に最新の技術を学び続けていなければすぐに置いていかれます。
一方で、「自分が得たノウハウをシェアしよう」という人が多いのがIT業界の特徴で、学ぶ意欲のある人が学びやすい環境を業界全体で作っていこうという雰囲気があります。
特に東京都内では毎日といっていいほど無料の勉強会が多数開催されています。
この記事では、エンジニア向けのイベント検索や参加登録によく使われているWebサービスを4つ紹介します。
Contents
勉強会を検索・参加予約ができるWebサービス
connpass
connpassは、IT勉強会やイベントの、企画、告知、集客、リマインド、開催、アフターフォロー、資料の公開、そして次の開催まで、IT勉強会・イベントのライフサイクル全てをサポートする便利な機能を揃えています。
Connpassは、株式会社BeProudが運営するエンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォームです。
自分のFacebookやTwitterアカウントと連携することもでき、連携しておくと勉強会の開催直前にリマインダが届くようになっているので便利です。
IT勉強会カレンダーという機能で、「どの日に何の勉強会があるのか?」を一目で確認することもできるようになっています。
多数の企業・コミュニティがConnpassを利用しており、各カテゴリごとのグループも豊富なので、「とりあえず勉強会に行ってみたい!」という人は、まずは注目のカテゴリやおすすめグループから探してみましょう。
ATND
ATND はイベント運営者・参加者のためのサービスです。
おもしろい・たのしい・ためになる、そんなイベントや勉強会を個人で運営する人たちが増えています。でも運営者にとっては、告知から参加者の管理などわずらわしい作業が意外と多いもの。
ATND(アテンド)は、そんなイベントや勉強会の開催をお手伝いするシンプルなサービスです。
ATNDは、株式会社リクルートキャリアが運営するイベント管理Webサービスです。
ATNDでは技術系の勉強会だけでなく、デザイン、クリエイティブ系のイベントも多く掲載されています。(ただの飲み会イベントもありますね笑)
また、3日以内に開催されるイベントをすぐ確認できるようになっていて、「今日予定が空いたのでどこか勉強会でも行こうかな」と思ったときなど、気軽に参加できるイベントを探す際に便利です。
他にも、イベントの告知・運営管理がすべて無料で出来るという特徴があります。
熱意のある方は一度自分で勉強会を開催してみるのも良いのではないでしょうか。技術的な学びだけでなく、イベントの運営・管理といったスキルも身につきますよ。
Doorkeeper
イベント主催者は、人を集め、仲間やビジネスパートナーとの新たな出会いを作り、コミュニティを築いていきます。Doorkeeperは、そんなコミュニティを支え、あなたの素晴らしいイベントをサポートします。
Doorkeeperは、株式会社Doorkeeperが運営する勉強会・コミュニティ運営支援サービスです。
無料の勉強会ももちろん多数掲載されていますが、有料勉強会の決済がとても簡単にできる仕組みになっており、有料勉強会を開催したい人には便利です。
Doorkeeperで有名なコミュニティとして、JJUG(日本Javaユーザーグループ)があります。JJUGは2018年時点でメンバー数が7,000人を超え、200人規模のイベントを月に1回、「JJUG CCC」という1000人規模のイベントを毎年2回開催しています。
TECH PLAY
面白そうな勉強会が簡単に見つかればいいのに!という思いから「TECH PLAY[テックプレイ]」が生まれました。
TECH PLAYでは、テクノロジーに関わる様々なイベント・勉強会・講演会・交流会・カンファレンス・セミナーなどの情報を集約して掲載しています。
TECH PLAYは、株式会社パーソルキャリアが運営するイベント情報検索サービスです。
ConnpassやDoorkeeperのAPIを利用しており、それらの勉強会情報もまとめて見ることができます。
イベントの運営・管理だけでなく、求人サイトとしての役割も持っているのが特徴で、ヘッダーの「キャリア」リンクからエンジニアの求人を探すことができます。
勉強会検索サービスを使いこなすポイント
どれも登録は無料なので、複数登録して動向をウォッチ
勉強会系サービスはすべて登録は無料、かつtwitterやfacebookなどから気軽にアカウントが作成できるようになっています。
一つのプラットフォームでしか公開されていない勉強会もあるので、複数のプラットフォームに登録しておくと情報を集めやすいです。
Twitterのハッシュタグで勉強会の様子がつぶやかれている場合もあるので、勉強会によく参加しているエンジニアの人をフォローしておくのもいい方法です。
APIを提供しているWebサービスもあるので、「複数サービスからAPIから自分宛てのSlackに通知する」といった仕組みを作っておく更に情報収集がラクになります。
無断欠席はNG。Web上からでもいいので必ず連絡を
勉強会に参加する意思表示をした後は、無断欠席はしないようにしましょう。
たとえ参加費が無料であっても、勉強会を開催するコストはゼロではありません。
会場を押さえる手間もかかりますし、軽食や飲み物を用意するイベントがほとんどです。
無断キャンセルが横行すると、キャンセルを前提にした事前準備になってしまいますよね。
「100人の参加予定があるけどキャンセルを見込んで50人分しか食べ物を用意していなかったら70人来た」
というような事態も起こりえます。無断欠席を少なくすることは、健全な勉強会運営に必ず必要になる要素です。
Webサービス側でも無断欠席・キャンセル率を測定されていますので、無断欠席が多いと新しく勉強会に参加できなくなってしまうリスクがあります。
どうしても仕事の都合などで当日行けなくなってしまった…という場合は、参加予約したサービスからキャンセル連絡を入れるようにしましょう。
特に複数アカウントを作成しているときは、キャンセル漏れやダブルブッキングなどが発生しやすいので注意が必要です。
- 勉強会に参加したくなったら、Connpass,Doorkeeper,ATND,TECH PLAYで情報収集
- 無料であっても無断欠席はNG。運営側の気持ちを考えた振る舞いを心がけよう